元国際電気通信連合事務総局長 内海善雄 for Global Development
やぶ睨み「ネット社会論」
雑誌「エルネオス」に、2010年3月より連載された「やぶ睨みネット社会論」が、「エルネオス」の休刊(2020年9月)に伴い、127回目で終了しました。 振り返れば、その時々の問題意識が思い出され、すっかり事情が変わったこともあれば、全く変わってない問題もあり、様々です。今後は、「やぶ睨み『ネット社会』論 II」として、当ホームページで発信できたらと考えています。
なお、100回目までは、記録としてCDにとりまとめています。
1 井戸を掘って水脈に通じる
2 未来を拓いたシカゴ大学
3「通信行政の展望」に託す夢
4 現業官庁から政策官庁へ脱皮
5 郵政vs通産VAN戦争
6 今につながるニューメディア
7 合言葉で実現した産業振興政策
8 自民党幹部が輩出した「テレコム税制」研究会
9 地域興しのテレトピア構想
10 御三家民営化の明暗
11幻の電気通信振興機構
12 二本立て法体系で公平競争を狙う
13 歯軋りをした日米交渉
14 通信自由化の総括
15 国威を発揚した京都全権委員会議
16 WTOと世銀が創ったチャンスを生かせなかった日本企業
17 ITU事務総局長に当選
18 IP電話の国際合意で距離のない世界を実現
19 流れに乗れなかった日本 情報社会サミット
20 3G標準化の裏舞台
21 戦略性が求められる標準化活動
22 未来への教訓
郵政OB村田一巳氏のコメント
経済産業新報社
書評
座談会を交え、この歴史を振り返り、未来への教訓を取りまとめたのが本書である。
通信文化新報 書評
歴史的な史料価値があり、ICT産業に携わる若い世代にも絶好の指南書となるだろう
内容(日刊工業新聞)
いろいろな場面で、外国人を相手に国際交渉をする機会が増えている。しかし、それに慣れていない日本人は、その本質が理解できず、不利な結果を得ることが多い。7年以上国連機関の事務総局長を勤め、そういう実例を見てきた著者が、具体例を出しながら、“勝つ”ための国際交渉を伝授する。
<書評 > グロバルーマナー習得のへの入門書 電気新聞 2008年11月28日
内容(日本経済新聞出版)
自国の利害のためなら平気でウソをつく先進国。正義にこだわる日本の裏でしたたかに台頭する中国。個人の利益最優先の実務官僚――インターネット覇権を巡る9年間の闘いを通じ、先進国、途上国それぞれが繰り広げる、時には恫喝をも含む政治的駆け引きや、個人の利益優先で仕事をしがちな職員の実態を明らかにする。
内容(日本経済新聞出版)
自国の利害のためなら平気でウソをつく先進国。正義にこだわる日本の裏でしたたかに台頭する中国。個人の利益最優先の実務官僚――インターネット覇権を巡る9年間の闘いを通じ、先進国、途上国それぞれが繰り広げる、時には恫喝をも含む政治的駆け引きや、個人の利益優先で仕事をしがちな職員の実態を明らかにする。
893円(税込)
内容
誰でもが、国際派になれるよう「横メシ」文化を理解し、彼らと対等に付き合う方法を、失敗を繰り返した国際経験の中で実際に感じたことをもとにまとめています。これから海外勤務の方や、外国人と国際ビジネスを行う方にはご参考になると思います。
書評 (逓信協会雑誌)
内容(通信政策教育研究会)
電気通信自由化の一幕である郵政省と通産省のVANを巡る政策論争を、内海データ通信課長(当時)が郵政部内資料としてまとめられていました。すでに30年近くの年を経て歴史上の事実となりましたので、
著者の許しを得て、ここに歴史研究の材料として公開いたします。 (電子出版 PDFファイル)