テーブル・プラン
ディナーのテーブル・プランにおいては、まず第一に使用される部屋のどこが上位であるか判断する。日本間は、床の間のある場所が上位であるが、西洋間では、一般に入口の反対側である。また、暖炉がある場合は、暖炉のある側が上位である。また、庭に面する部屋の場合は、庭 を見る側が上位で、庭を背にする側が下位である。
ホステス(女主人)がいる場合は、上位の席が、ホステスの席で、その正面がホスト(主人)の席になる。ホステスがいない場合は、上席が主賓の席となり、その正面がホストの席となる。
座席配置は、一般的なフランス式と、英米式とがある。ゲストの間の序列が不明快な場合や、明確にしたくない場合は、序列配置が複雑な英米式の方が、序列が不明瞭で、適しているといえる。また、 そのような場合は、原則として序列のない円卓を利用することも考えられる。
基本原則は、ホストの対面が一番の上席となり、次がホストの右側、そして対面の上席の席の右側、そして次にホストの左側の席と言う順番になる。また。女性と男性とは交互に座ることも要請される。
フランス式の場合は、テーブルの一方に座る人数ができるだけ奇数になるように招待者の人数を決めるのが原則であるが、結果として、偶数の場合や、一方が奇数で一方が偶数である場合など、原則どおりにならない場合がある。その際は、序列配置の基本原則に従って、臨機応変に座席配置を行わなければならない。
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