ビジネスレター
何をしても書面で確認する国際社会では、ビジネスレターを書くことが極めて重要である。数種類のフォーマットがあるが、形式よりも何よりも、レターにして記録に残すと言うことが重要である。日本人は、時候の挨拶から始まる日本の手紙を思い浮かべるので、ついついレターを書くのが億劫になる。最近はメールが発達しているので、メールでも代替ができるが、礼状や重要なことは、やはりレターにすべきである。
レターの形式は、いずれのものでも良いが、宛名の敬称(Excellency, Honorable, Dr. Mr. など)は、決して間違ってはならない。
本人がどうしてもサインをできない場合、「For xxxxxxxx」 と記した後、代理がサインをすることがあるが、その場合は、代理の名前をサインするのであり、本人の名前をサインするのではないので念のため。
外国の会社や国際機関で働くと、秘書(アシスタント)の仕事の大半が、ボスのためにレターを用意することであり、ボスは内容を確認してサインをすればよいだけであることが分かる。高給を食む高給職員が、手紙の書き方の本を見ながら、手紙の原稿を考え、英文と悪戦苦闘するような体制では、それだけですでに競争に負けていることになる。
■ 挨拶
■ レディーズ・ファースト
■ 敬称■ 序列
■ 上位席
■ 座席配置
■ レセプション
■ ディナー
■ テーブル・プラン
■ ビジネス・レター
■ レセプションで成功 の秘訣
■ スピーチ
■ 原稿作成の秘訣
■ アイ・コンタクト
■ 会議の種類
■ 議事規則の基本
■ 会議用語
■ 会議 成功の秘訣